貸借対照表に現れる資産、負債、資本、この3つについて、このサイトに訪れた皆様はきちんと理解しているだろうか。
ここでは、企業がどのようにお金を集め、何にお金を投下しているのかを表す重要なこの3つの指標について詳しく述べたい。
資産とは、現金や商品、建物、土地など、売ったらお金になる「財産」だけではなく、前払費用や繰延資産将来企業に利益をもたらす可能性、またはこれを所有していることで企業の経営活動にとってなんらかの役に立つ(用役潜在力)も含む、キャッシュインフローをもたらす可能性のあるもの全体のことである。
総じて、資産とはある特定の経済主体に帰属している用役潜在力のことであり、貨幣額で合理的に評価できるもの全体であると概念づけられる。
負債とは、借入金や買掛金など、いつか誰に返済しなければならないと「法律上の債務」のほかに、未払費用や引当金といった法律上の債務ではないものものを含む、将来かなり高い確率で何らかの支払義務を企業にもたらす可能性が高いもの全体を意味する。
総じて、負債とはある特定の経済主体が負っている経済的負担であり、貨幣額で合理的に測定できるものであると概念づけられる。
資本とは、企業活動全般に要する資本の源泉、もしくは株主の会社に対する持分のことを意味するものである。
資本は、これ単独に、もしくはこれに対して装飾語を付与けることで、とりわけ様々な意味として用いられることとなる。
また資本は株主が直接払いこんだ資本金とは概念を異するため、このことに関しては注意が必要となる。