ここでは、一般企業において会計がなぜ必要なのかということについてわかりやすく記述したいと思います。
利害関係者が企業にはたくさんいます。
資金融資している銀行等の債権者、資本金として資本を出資している株主、証券市場にて株式投資を検討する投資家などがその例です。
これら利害関係者は企業に対し、それぞれ独自の利害を通して情報要求をしてきます。
企業からその企業がある時点でどのよう状況なのか適切な情報がもらえない場合、様々な利害関係者の信頼を損ねることになります。
企業にとって今後繁栄していくためには、利害関係者を味方につけるにこしたことはありません。
そのため、企業はこれら様々な利害関係者の、情報要求に応じて、財政状態や経営成績など会計情報を提供し、会計情報を提供することで、信頼関係を構築することができます。
また、この企業から各種利害関係者へ会計情報を提供する際、用いられるものが企業が作成する財務諸表です。
つまり財務諸表は企業側からその情報を利用する人、利害関係者へのひとつの企業情報の伝達手段なのです。
ですので、財務諸表を作成することを含め、企業から様々な利害関係者への会計情報を提供すること、そのものが企業会計の役割となり、企業会計とは株主や債権者などの企業外部の利害関係者、ならびに経営者や経営管理者といった企業内部の利害関係者に対し、適当な判断、意思決定を行うため必要な会計情報を提供すること、それを目的としている。